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2006年4月17日 (月)

人の生きる意味2

 今日は、人の生きる意味1 の続きです。今日は思い切って、断定的に書きます。お許し下さい。

 すべての生物には生きる意味があると思います。だけども人間以外の生物は生きる意味を深く掘り下げて考えたりしません。考える必要がないからです。幸せとは何か?、生きる意味とは何か?、それは遺伝子に書いてあって、他の生物はそれを忠実に実行できるからです。また、それに逆らって生きることはできない、なぜならば彼らは支配者ではなく、人間によって支配されているからです。地球を支配している人間だけが最高の知能を発達させ、その結果「生きる意味」を考えるという権利というか債務を持つことになったのです。

 人間の遺伝子にも、生きる意味は書いてあります。それはしかし、最終形の遺伝子であるがゆえ、非常に複雑になっています。最も原始的なものから列挙しますと、まずは自身のコピーを作ること(子孫を作る)、自分自身を個体として存続させること(自身の生存)、自分の家族を守ること、自分の血族を守ること、自分の民族(日本民族)を守ること、世界の平和を願うこと、地球の存続を願うこと。以上がすべてではありませんが、遺伝子に書いてある本質的な部分はこのようではないかと思います。その中で、それぞれの目的は互いに共通できる部分もありますが、相反する部分も現れてきます。たとえば自分の子孫を作ることばかりを目的にしてしまっては、反社会的な行為に及んでしまいますし、自分の家族や民族を栄えさせるために、他者を不幸にしてよいわけではありません。日本が栄えるために、発展途上国を犠牲にしてよいわけではありません。

 自分個人の利益のためにだけ生きることが悪いことだとは決め付けられません。だって、そのことだってちゃんと遺伝子に書いてあることなのだから。だけども今、より大きな目的を持って生きるようにと、目に見えない大きな力が働いていることを感じます。それは人間の数がこんなに多くなってしまって、オゾン層破壊や地球温暖化、食糧の危機と水の危機、自然環境の喪失、モラルの崩壊、利己主義に生きる支配国アメリカ。それらの地球規模での危機が、私たち個人個人の遺伝子に働きかけ、人類存続のために動き出すようにと命令を送っているのです。それは今に始まったことではありません。だいたいにおいて世紀末というのは危機を訴える預言者なり科学者なりが現れるのが通例となっています。それはなぜかというと、人間はみな、そのような立場になる可能性を持っており(遺伝子を持っており)、だけどもそれが動き始めるかどうかは、個体の意思を超えた働きかけがあるのではないかと思います。

 私は人を指導する立場に立ったことのない人間でした。だから、今までそういう仕事をしたいと考える方の気持ちが全くわからなかった。だけども、少しわかるようになってきました。そこには、見えない遺伝子の力があったんだと。たとえば学校に通っていたころ、誰かが必ずクラス委員長になりますよね。サル山でも必ずボス猿がいる。蜂には女王蜂がいる。単純に考えれば力関係がどうだとかと言ってしまえばそれまでですが、それぞれのグループなり種族なりを導いてゆくために最もふさわしい個体に遺伝子が働きかけるのではないでしょうか? 別に神とか仏とかそういう特異な存在ではなく、遺伝子の共通する部分、集合的無意識というようなものではないでしょうか? たとえばバッファローが大河を渡る映像を見たことがありますか? 必ず最初に渡ろうとする命知らずの奴がいて、彼らの犠牲の上に群れは生き残ることができます。皆がびびって渡れなければ、群れは永久に渡れませんが、絶対にそうはなりません。そこに、個体を犠牲にしても群れを生かそうとする集合的無意識の働きがあるのではないでしょうか?

 地球の危機がすぐそこまで迫っている中、多くの人はなぜ安穏とした毎日を送っていられるんだろうと不思議に思っていましたが、上のような考えが浮かんできました。自分自身にも実際にきっかけがあって(物理的な働きかけがあって)、より大きな意味を持って生きるようにと遺伝子を目覚めさせられました。だから、このブログを読んでくださる方は、当然に何らかの意識を持っていらっしゃる方々だと思うし、無意識のうちに遺伝子が目覚めるきっかけを捜していらっしゃるのではないかと思います。

 ただ人それぞれ、目覚めるためのきっかけのレベルは異なっているので、その判断を誤ってしまうと、目覚めるどころかさらに頑なになってしまうのです。私たちは慎重にならなければならないが、だけどもうあまり時間が残されていない、だから私のような一市民まで動員されたのではないかと思います。

 取り返しのつかない状況になってから、「だから俺の言う通りにしておけばよかったでしょ」っていうのは誰にでもできるけど、最も無責任でずるいやり方です。だから私は、変人扱いされたらどうしよう?、と庶民的な心配をしながらも、このブログを始めました。

 科学的な裏付けが全くないくせに、よくこんなにも断定的に書けるものだと思います。もちろんほとんどが仮定の話ですが、そんなに間違ってないと思います。

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