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2006年4月21日 (金)

人の生きる意味3

 今、飯田史彦の「生きがいの創造」という本を読んでいました。こういうありがたい本を批判いたしますと、お叱りを受けそうですが、私にはやはり輪廻転生というのは最も認めがたいものです。もちろん、多くの方にはこのような本が救いにはなるのでしょうが、逆にこのような宗教的な概念を持ち出すことによって、反発を強める方も多いことでしょう。それよりも私が思うのは、生きがいを論じるに当たって、なぜ輪廻転生のような宗教概念を持ち出さなければならないのか? わざわざそんなものを用いなくても、人間の生きがいを語ることは難しくないと思うのですが....。

 私たち生物は、楽しいことがあると楽しいと感じ、幸せなことがあると幸せだと感じる。それはなぜかと言えば、簡単に言ってしまえば、脳の中で幸福を感じるホルモンが分泌されているからですよね。セックスをすると気持ちいいのは、実感としては性器の辺が気持ちいいと感じてはいるけど、実際には脳内ホルモンが分泌されて気持ちいいわけですよね。ということは、私たちはセックスをしたら気持ちがいいということを、思春期以降に覚えてセックスをしたがるわけですが、だけど本当はセックスをしたら気持ちがいいというのは初めから遺伝子にプログラムされていて、しかもそれは自分自身(人間自身)が作ったシステムだったんです。セックスというか生殖活動というのは、例外を除いてほとんどすべての動物や植物が行っていて、そのすべてで気持ちがいいと感じるホルモンが分泌されているわけではないだろうけど、たとえば馬だって牛だって犬だって猫だって、ホルモンが分泌されている。じゃあなんでそういうシステムにしたのだろうかって考えたら、生殖活動をすることで子孫を残さなければならない、それが生物にとって最も重要な行動だから、すすんで生殖活動に励ませるために、それが一生で最も気持ちのいいことのようにその生物自身がそのシステムを作ったんじゃないでしょうか? ということで、私たちは気に入った異性に対して恋をし、愛を感じ、そしてセックスをしたいと考えます。だけどその時、愛とセックスの間には「壁」を感じることがありますが、だけど本当はそんなことを感じる必要は全くないと思います。だって、恋も愛もセックスも、すべて遺伝子に書かれている、純粋な行いなのですから。

 本題に戻ります。私たち生物の本質は自身のコピーの作成です。コピーの作成という最も重要な使命を果たすことを忘れないために、セックスを気持ちいいものにしたんです。コピーの作成が生命の誕生の最初から存在する最大の目的で、自分自身の個体の存続はその次です。そう、自分の子供を作り、子供を育てる、これが最初から存在する究極の目的であり、喜びであり、そこに人生の中心を据えれば、本当は何も迷う必要はない、変にあれこれ複雑なことを考えて、社会のルールだとか、学歴だとか、地位とか、名誉とか、何よりもお金に惑わされて、人間は何が本質かわからなくなってしまって、ついには宗教という御伽噺まで作り出し、救いを求めようとしたが、さらにはその宗教までもがお金儲けの材料になってしまった。飯田史彦さんは、「宗教の本質はこうだよ」と解き明かすことで、複雑に迷ってしまった現代人には大いに力になっているのかもしれないが、だけど本当の本質は私の書いた通りで、「子供のために」、そして現在の地球の状況を考えれば、「美しい地球を自分の子供たちに」という本当の遺伝子の目的に立ち返れば、私たちは何も迷うことなく、本当の生きがいに向かって生きることができると思います。

 次に、私たちの生命を育んだものは何かといえば、太陽から一方的に与えられる弛まない光のエネルギーと、地球からも一方的に与えられる熱エネルギーと様々な生命の構成物質ですよね。すなわち、地球も太陽も決して見返りを求めたことはない、常に一方的に与えられる「愛」のようなものであった。ならば、私たち生命の本質もやはり、「愛」であるのはないでしょうか? だから、私たちの生き方は、見返りを求めず一方的に与える「愛」を本質に考えて行動し、そして子供たちのために生きることを生きがいとして行動すれば、自然と私たちの人生は良き方向へと展開するだろうし、脳内では常に幸福ホルモンが分泌されて、「幸せ」と感じられる人生を送ることができるのではないかと思います。

 しかし今、私たちが自分自身の子供だけの幸せを考えるのは難しいくらい、地球は大変な局面を迎えています。今を生きる私たちが地球の現状を十分に把握して、急いで対処してゆかなければ、これからの子供たちの地球は非常に住みにくいものになってしまいます。毎回結論が同じになってしまって恐縮ですが、美しい地球を子供たちに残すために、みんなで考え、行動しましょう!!!

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