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2006年6月25日 (日)

交流会を通じて

 月形も当別も長い歴史のある切花の産地ですが、近年は生産者が減少しています。青年部が結成されたのにはそんな理由もあると思います。そういう状況を考えますと、今は厳しい価格競争の流れの中で、他の産地よりも少しでも良い花を作って、ちょっとでもいい値段で売ってと、産地間競争が激しさを増しております。また、他の農作物も厳しくなる中で、新たに切花を産地化してゆこうという地域も次々に増えております。我が産地も厳しい価格競争に晒される中で、日々新たな努力を求められ、ついてこれない生産者は見捨てられかねない状況にもなりそうな気配です。

 だけどもそのような流れは、大規模生産者はますます大規模化して、大量消費を求める流通の世界にとっては大歓迎な状況なのかもしれませんが、農村部のコミュニティにとっては危機的な状況に陥りつつあります。昨今は、海外から大量の切花が輸入されるようになり、品質、価格、安定生産と求められることは増え続け、それに対抗するためには、生産組合の組織力を強めて、共選出荷等の同一化が求められ、生産者個々の個性は失われるし、また、生産原価は大きくなる一方です。そして、販売価格は同様か、下がり続けています。

 本来一番大切なものは何だったんだろうかと最近よく考えます。花を売って、お金を儲けるのは何のためか? まずは自分自身と家族が幸せになること。それには楽しい生活環境が無くてはならない。それが地域のコミュニティ。ところが、弱肉強食のような価格競争の中で、地域のコミュニティが失われていく。何かおかしいと思いませんか? 価格競争が厳しくなった一番の要因は、海外からの大量の切花の輸入。じゃあそれを手がけているのは誰? 日本の輸入業者? 総合商社? 他にも多数あるのかと思いますが、何で自分自身の寝食以上のお金儲けに情熱を燃やし、儲ければ儲けるほど、特に既存の業界を乗っ取るほどに儲けてまで、大きなお金を手にしようと考えるのでしょうか? それは人間が運営しているものであるのに、人間の心を持たない会社という組織だからでしょうか? 人間を幸せにするために考え出された会社という手段が人間を不幸にしている、そんな状況はこの業界に限ったことではないと思います。

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