« 全ての存在は繋がっている-5 | トップページ | 「地球」--from アマ ンダ »

2007年3月16日 (金)

地球温暖化と北海道農業

 今日は札幌で、「地球温暖化と北海道農業」というシンポジウムがありました。農業関係者、気象関係者などが300名ほども集まり、環境意識の高まりが感じられました。

 内容は、地球温暖化についてのこと(IPCCの報告書に基づいた内容)から始まって、地球温暖化が北海道農業に与える影響と対策について、8人の研究者の発表がありました。各分野においての第一線での研究発表でしたから、それぞれ十分に勉強になりましたが、シンポジウムのあり方について非常に疑問を感じました。

 といいますのは、シンポジウムのサブタイトルが「“避けられない未来”への対応を考える」。発表の内容も、地球温暖化が避けられない未来であることを前提として、その対策を考えているという内容ばかりでした。だけども、想定しているCO2濃度は、発表者ごとにまちまちで、非常に近い将来のことしか想定していないようでした。

 僕としては、一般には、地球温暖化に関する知識も十分に伝わっていない状況ですから、まずは地球温暖化を抑制することが最も重要なことであり、その上で、もし避けられない未来であるならば、CO2濃度で何ppmまでを許容範囲と考え、その濃度での気温上昇は何度になるのか、そして、その温度での農業分野の対策を考える、というのが本来ではないかと思ったのです。

 明確な目標もないままに、適当に数字を予測して対策を考えたところで、10年もすればCO2濃度がはるかに上になってしまって、全然通用しなくなったというのでは話になりません。

 また、温暖化してしまった場合の対策の研究ばかりでしたが、地球温暖化の抑制に繋がる、すなわち省エネ技術などの研究もあるかと思いましたが、今回の発表ではありませんでした。

 以上、私としては、北海道の農業関係団体として、地球温暖化を抑制に取り組んでゆく、という提言でもしてくれるものと期待していただけに残念でした。

 ただし今回は、最後に1時間も質疑応答の時間がありましたので、しっかり質問させていただき、最後は「地球温暖化の抑制が最も大切なことである」という結論を引き出すことができましたので、いい雰囲気で終われたかなと思います。

 だけど、僕がいなかったら、どんな終わり方になっていたかと思うと....。

 これからも頑張ります!!

 あ、そういや、司会が気象協会の長谷川裕子さんでした。すごくかわいかった!! 写真撮りたかったけど、ちょっとそういう雰囲気じゃなくて。すいません。

|

« 全ての存在は繋がっている-5 | トップページ | 「地球」--from アマ ンダ »

コメント

すごい!勇気ですね。私は思っても手を上げられないタイプなので尊敬してしまいます。アーヴィン・ラズロさんも「未来は予測するものではない、創造するものなのだ」おっしゃっていて、本当にそうだな~と思って私も心に留めています。もっと自分の生活レベルに近づけて考え行動していこうと思います。ありがとうございます。
写真残念でしたね^^。

投稿: あきこ | 2007年3月17日 (土) 20時59分

 あきこさん、コメントありがとうございます!!

 もちろん、先日のメールのあきこさんですよね?

 僕も、以前は質問など全然苦手でしたし、今でも、そういうのが好きなタイプではありません。何で質問できるようになったのか?、ではなくて、「僕でないと、この質問はできない」とか「この討論には、この質問が必要だ。誰も質問しないから、僕がするしかない。」っていうような感じだと思います。

 地球温暖化も同じことです。誰かがやるのを待っていても、誰もやりませんよね。要は、自分がやるしかないのです。これらもすべて、アーヴィンラズロ博士が教えてくれたことです。

 人は誰も、「自分の番が回ってきたんだな。」と感じた時に、自然に運命を受け入れ、一歩歩き出す勇気が必要です。

投稿: 青い芥子 | 2007年3月17日 (土) 21時35分

そうです。メールした「あきこ」です(^^;。
苦手だったんですか、益々尊敬してしまいます。でも本当にあとがないんですよね。「今」なのですよね。
『叡智の海・宇宙』月曜日に届くんです。頑張って読むことからはじめてみようと思います。

投稿: あきこ | 2007年3月17日 (土) 23時57分

 何度もコメントありがとうございます!!

 あまり「尊敬」って言わないでください。勘違いしてしまいますから。人間ですから。どんなに立派な考えを持って、そして多くの人に期待されたとしても、人間って、しょせん人間なんです。勘違いを始めたら、みな方向を見失ってしまいます。

 「地球温暖化」との戦いは、同時に自分との戦いでもあると思います。「一は全、全は一」です。

投稿: 青い芥子 | 2007年3月18日 (日) 01時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/162477/14285172

この記事へのトラックバック一覧です: 地球温暖化と北海道農業:

« 全ての存在は繋がっている-5 | トップページ | 「地球」--from アマ ンダ »