« 破滅から救われるための唯一の力 | トップページ | 今日はほのぼの系です!! »

2007年4月 8日 (日)

進化についての考察

 今日は、進化について考察してみました。

 僕らが学生の頃は、突然変異と自然淘汰を進化の基本的なメカニズムと考えるダーウィンの進化論を学んだものですが、近年の新しい進化論は、これらによる進化は確率的にありえないものとしているそうです。すなわち、46億年というわずかな期間で、ただ偶然の組み合わせの積み重ねだけで、人類までに進化することは、全く不可能なことであると。数理物理学者であるフレッドホイルは、それをたとえて、ゴミ捨て場をハリケーンが通過した時に、空に舞い上がったゴミが寄せ集まって、偶然に飛行機が出来てしまう確率と同じくらいありえないことだと指摘したそうです。

 その理由としては、ダーウィンが考えた頃は、遺伝子というものが明らかにされていなかったので、外見の似通った生物を並べて、進化の連続性を証明していたのですが、それでもミッシングリングといって、進化の途中に存在しなければならない中間種が見つからないということがありました。

 しかし、遺伝子の機能が明らかになったことで、ある種が別の種に進化するためには、複数の遺伝子座において同時に再配列がおこらなければならないし、そしてそれが、環境に適応する形でなければならないし、さらに、その種の複数の個体において同時発生的に起こらなければならない。ウイルスのような単純な生命体であれば、そんなことも可能かもしれませんが、より複雑な生命体、特に動物のような非常に複雑な生命体において、そのような進化を偶然の積み重ねだけで成し遂げることはほとんど不可能です。

 それを可能にする方法があるとしたら、次のように考えられます。生命体の、進化しようとする意思の力が遺伝子レベルにも影響を与え、しかももし単純な生命体でもそのような進化をしているのだとしたら、我々が未だ知りえない情報伝達の手段が存在し、その手段を利用して、生命体相互で連絡を取り合っている。これはたとえば、ありや蜂のように、集団知能と呼ばれる生命体には十分にありえることです。それらの方法により、正しい遺伝子の再配列を同時に成し遂げているのではないかと考えられます。

 では、その情報伝達の方法とは? それが量子レベルでの共鳴現象(シンクロニシティ)だと思います。共鳴は、音叉などで見られる現象です。同じ波長に感受性を持つ物質は、片方を振動させると、もう片方にも振動が伝わり、共鳴します。量子レベルで共鳴現象があるのではないかということは、十分に考えられます。そして、量子レベルの共鳴による情報交換であれば、ウイルスであろうと、植物であろうと、人間であろうと、基本的に有している機能であってもおかしくないと思うのです。

 私達はそんなもの全く感知できませんが、「思考」というものをはるかに超えたレベルで存在し、「意識」が直接働きかけ、遺伝子レベルでの変化に影響を与えているとしたら、私達は実は、遺伝子コードを知り尽くしているということになります。

 さて、何で進化の話をしたかというと、ウイルスから人類までの進化を考えるに、進化とは、とにかく贅沢な構造の獲得であったのではないかと思うのです。原始的な生命体ほど、無駄な構造は存在せず、単純明快で、エネルギー効率も非常に良い。すなわち、生命体は進化するにしたがって、無駄の多いシステムを築き上げてきました。その目的は、遺伝子自身の複製のためには、他の遺伝子との競争に打ち勝たなくてはならない、そのためには、より強力で、より頑丈で、より狡猾で、を追求しつづけていくうちに、最強の鎧「人間」を作り上げてきた。ただし、そのために、最強の鎧「人間」は、最も無駄の多いシステムとなった。

 で、ここで人間社会の発展というものを「進化」と重ね合わせると、全く同じ進化の歴史であることがわかります。より強力で、より頑丈で、より狡猾な社会システムを進化させたことで、非常に無駄の多い社会になってしまった。前の日記で、人類の歴史は資本主義の歴史、個人主義の歴史と書いたが、生命体の進化も、全く同じ流れであった。

 また、進化の場合もいえることであるが、ある新しい形質を獲得することで、過去に持っていた形質を失うことがある。えらや水かきを失ったように。鋭い牙を失ったように。人間は、無駄が多い豊かな社会を進化させた過程で、人間自身の身体能力を低下させてきた。すなわち、人類が誕生して、身体的な進化は終わりを告げ、社会としての進化の時代に入ったが、社会の進化に伴って、今度は身体能力は失われつつあるのではないかと思う。

 以上のように考えると、今の「地球温暖化」を含む社会の危機的状況は、生命体に新たな何らかの進化を促そうとしているのではないだろうか? また、生命体は、自身の意識レベルの働きかけで、遺伝子の再配列を行うことができると仮定したが、そうであったとしても、それを成し遂げるためには、先に挙げた、量子レベルでの共鳴を取り戻す必要があること、そしてその進化を絶対必要なこととして意識づけるだけの強力な動機付けが必要だと思う。

 となると、人類は、さらに厳しい状況まで追い詰められる必要があるのだろうか?

また、私達にこれから必要な「進化」とは、何なのだろうか?

1.地球温暖化で熱くなった地球でも生きられる体?

2.わずかな水と食糧でも生きられる体?

3.未知の伝染病もものともしない体?

4.共鳴(繋がり、シンクロニシティ)を取り戻した上での精神的進化?

5.個人主義を維持するための、さらなる社会的進化(すなわち、選民による人類の存続)?

 僕は、4.の「精神の進化」を理想社会と考えています。

|

« 破滅から救われるための唯一の力 | トップページ | 今日はほのぼの系です!! »

コメント

こんばんは!私も4番がいいです^^。昨日、友達に(日本文化をこよなく愛していて、お花も生ける人なのです)平尾さんのことを話したら、え~私も行きたいと言っていました。若くて美人さんです(笑)。

投稿: AKIKO | 2007年4月 9日 (月) 23時55分

 あ、ぜひ、月形へ遊びに来てください!!

 若くて美人の彼女もいっしょに!!

投稿: 青い芥子 | 2007年4月10日 (火) 00時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/162477/14609061

この記事へのトラックバック一覧です: 進化についての考察:

» 競馬の競走格付け制度 [競馬の競走格付け制度]
格付け制度 競馬の競走の1つとして重賞競走があります。 しかし、重賞競走の数が次第に増加することによって、重賞競争の中でもレベルや重要度が異なるようになり、どの重賞競走が重要で、どの重賞競走はそこまでレベルが高くないのかを一目でわかる指標が必要となりました。 そこで多くの場面で、重賞競走を格付けるためにグレード制(グループ制)が採用されています。 グレード制は重賞競走をレベルや重要度の高い�... [続きを読む]

受信: 2007年4月 8日 (日) 22時33分

« 破滅から救われるための唯一の力 | トップページ | 今日はほのぼの系です!! »