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2007年4月 8日 (日)

破滅から救われるための唯一の力

 「愛は地球を救う」っていうテレビ番組は今年でもう30年目だそうだ。地球を救う唯一の方法、今の世界の諸問題を根本的に解決する唯一の方法が「愛(言葉を替えれば、慈悲や思いやり)」だっていうことくらい、ずっと前からわかっていたことなのに、どうしていつまでたっても、解決できないのだろう?

 個人では気づいていても、どうして人類全体では正しい方向に進まないのだろう、と真剣に考えてみた。

 社会システムが悪いのだろうか? 確かに悪い。資本主義は個人の利益を追求する社会システム。そのようなシステムの中で、慈悲の心を養えと言われても、確かに無理がある。今でこそ資本主義という言葉が使われているが、基本的に人類の歴史はずっと資本主義の歴史だった。

 それでも、社会システムを変えようという流れは何度もあった。キリスト教や仏教、社会主義や共産主義。だけど、すべて失敗に終わった。宗教は権力に取り込まれ、腐敗した。個人の意識の中では生きているが、教団は資本主義の中での生き残りの道を選択した。権力との対立を選んだ宗教は弾圧され、輝きを失った。

 社会主義も崩壊した。国民には「共産」の素晴らしさを説きながら、権力者は私欲を貪った。結局は、人間の持つ「私利私欲」というものを越えることはできなかった。社会システムも悪いが、その社会システムを維持してきたのは、やはり人間だった。

 では、「愛」なんていうものは幻想なのだろうか? そう考えた時期もあった。人類はこのまま滅びるしかないのだろうな、と考えた時期もあった。だけど、今はそうでないと思えるようになった。それは「地球温暖化」という問題が起こってきたから。

 食糧問題、水問題、経済格差に民族紛争。人類を滅亡に導きそうな課題が目白押しな中で、何とも理想的なテーマが目の前に現れたこと。それが「地球温暖化」ではないだろうか?

 「地球温暖化」の影響は、より貧しい人たちからより大きくなっていく。今回のIPCC報告書から文言が削除されたとのことだが、2050年頃には20億人が水不足に直面するとのことが書かれていたそうだ。もちろん、いずれは僕達日本人も被害に直面することになるのだが、その前に、今考えなければならないこと。それは、自分の贅沢で豊かな暮らしと、未来の子供達の幸せを天秤ばかりにかけること。自分達のグルメな食事と、飢餓に苦しむ発展途上国の人たちの食糧を、天秤ばかりにかけること。

 僕のブログを読んでくださっているみなさんにとっては、答えは明白だろうが、一般的には決してそうではないし、僕ら自身も本当にどうだろうか、と考えないといけないと思う。少し外国に目を向ければ、事実はずっと以前から、そこにあるのに、見て見ぬふりをしてきたのではないだろうか?

 マザーテレサの言葉「世界には二つ貧しい国がある。一つは物質的に貧しいインド、もう一つは世界でこれだけ困っている人々がいるのにそのことに無関心でいる日本である。」

 すべての人間が、自分の幸せを願うのとおなじくらい、他の誰かの幸せを願えるようになれば、きっと何もかもうまくいく。イエスキリストは「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」と言ったが、本当にその通り。

 僕らは今、試されているのだと思う。「地球温暖化」っていうちょっと高めのハードルを用意されて....。だけど、そんなに難しいことではないと思う。ちゃんと答えも用意されているのだから。

 ちょっと宗教的な表現になりましたが、本当は量子力学で明らかになりつつある事実を知れば、絶対に世界は良くなる、と確信できるのですが、未だにうまい説明が思い浮かびません。申し訳ありません。

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