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2008年6月20日 (金)

シンクロニシティ

 ジョセフ・ジャオウスキーの「シンクロニシティ」という本の最後に書いてあったお話に感動したので、みなさんにもご紹介します。

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 冬の細い樹木の枝に、二羽の鳥がとまっている。

「雪のひとひらの重さはどれくらいかな」シジュウカラが野バトに聞いた。

「重さなんてないよ」ハトが答えた。

「じゃあ、おもしろい話をしてあげる」シジュウカラが言った。

「モミの木の、幹に近い枝にとまっていると、雪が降り始めた。激しくはなく、吹雪の中にいるような感じでもない。そんなのじゃなくて、傷つくことも荒々しさもない、夢の中にいるような感じの降り方だった。
ほかにすることもなくて、ぼくは小枝や葉に舞い降りる雪をひとひらずつ数えた。やがて、降り積もった雪の数は正確に三七四万一九五二になった。そして三七四万一九五三番目の雪が枝の上に落ちた時、きみは重さなんてないと言うけど-枝が折れた」

 そう言うと、シジュウカラはどこへともなく飛んでいった。

 ノアの時代以来その問題に関してとても詳しいハトは、今の話についてしばらく考えていたが、やがて独りつぶやいた。

「もしかしたら、あともう一人だけ誰かが声をあげれば、世界に平和が訪れるかもしれない」

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